「く……、くくく……」
ふと、笑いを堪えるような声がした。
「え、アリスさん?」
笑いを堪えているのはアリスさんで、肩を震わせて必死に笑いを堪えている。
でも、我慢しきれなかったのか声を出して笑った。
「あっはははは、本気にしてる!冗談だよ、冗談」
「「は?」」
アリスさんは俺と翔平のハモりに、笑いをヒートアップさせる。
「あー、笑った笑った。悪いけど、私は君──広瀬君を監視や監禁するつもりはないよ」
「「は?」」
「ただ、自由は奪わせてもらう」
アリスさんはその綺麗な顔に、意味ありげな笑みを浮かべた。



