「ところで、コトリ君のことと国のトップシークレットを知った君は今から一般人じゃなくなってるけど、分かってる?」
アリスさんの冷たい声に、翔平は居住まいを正す。
「分かってます。監視でも監禁でもしてください」
急に真面目になった翔平に、アリスさんはクスリと笑った。
「なら、監禁でもしようか。誰ともコンタクトが取れない地下にでも」
「アリスさん!?」
彼女の言葉に、俺は耳を疑った。
嘘だと願いたかったけど、アリスさんの目は本気だ。
「やるなら徹底的にやって貰った方が有り難いです」
翔平も驚く様子もなく、アリスさんの言葉を受け入れている。
翔平の自由はもうない。
俺はどう翔平に償えば──。



