「監視システムが奪われてたから切碕のパソコンのシステムをハッキングして、取り戻しといたよ」
「さすがだね」
「あ、でも、複雑にし過ぎて蓬條のエンジニアに手に負えないかも」
アリスさんはテヘペロ、と少し前に流行った仕草をまたしていた。
え……。
「……こんな奴がIQ200の天才とかあり得ねぇ」
ふと羽取さんが呆れたように言うと、風間さん達も同意するかのように頭を上下に振る。
え、IQ200?
確かあのレオナルド・ダ・ビンチがIQ205だから……。
俺はサーっと顔を青くした。
「まあ、依良辺りなら解けるから大丈夫。それに、もしもの時は私が解くし」
……理事長も天才なのか。
あの若さで理事長を務めてるんだからそうであってもおかしくはないけど、次元が違いすぎる。



