「──それで、何故急に僕を合流させたの?」
「……切碕が仲間をこの大学に放った」
全員に緊張が走った。
この大学に仲間を放ったって……。
切碕の仲間ということは殺人を好む猟奇的な奴らに違いない。
そんな奴らがこんな所に放たれたら……。
「此処は蓬條が誇る世界トップクラスの監視システムが敷かれてる。そんな奴らが入り込む余地なんか……」
「……そのシステムをハッキングされてたら?」
アリスさんの言葉に、玖下さんは弾かれたようにモニターした前のキーボードを叩いた。
「ハッキングされた形跡が二つ……」
「あ、一つは私だから。もう一つは切碕のはずだよ」
……アリスさん、今さらりと犯罪行為を自白したよな。
てか、蓬條の世界トップクラスの監視システムを突破するハッキングってどんなのだよ?
次元の違う会話に頭を抱えたくなった、



