「「「ガキじゃないもん、12歳だもん!」」
弱冠12歳にして、名の通った殺し屋の三つ子。
名前は天使という意味を持つ彼女達。
でも、中身は殺戮をこよなく愛す残虐な悪魔だ。
三つ子は黛を左右と前から囲むと、声を揃えて訴えた。
「うっせ!」
子供特有の甲高い声に眉をひそめた黛は逃げるように、明晴の影に隠れる。
「君は一言二言余計なのですよ、黛」
「思ったことを言わねぇのはストレスが溜まってしかたねぇだろ」
「困った子ですねぇ」
そう言いつつも明晴は子供を可愛がるように彼の頭を撫で、撫でられている黛も嫌がっている様子はない。



