「あ!朱鷺お兄ちゃんとアリス様だー!」
すると、三人の子供達が二人の姿に気付いて嬉しそうに駆け寄ってきた。
その子達は三人共小学校低学年くらいで、元気で明るい子達だった。
でも、次の子供達の行動に言葉を失う。
何故なら子供達の手にはナイフのようなものが握られていて、それをアリスさんと風間さんに振り下ろそうとしていたからだ。
「ぬるい」
風間さんはナイフを叩き落とすと、二人の子供を床に押し付ける。
アリスさんも何事も無かったようにナイフを持つ手を捻り上げていた。
「あー、駄目だったー!」
「何で上手くいかないんだろ?」
「全然出来ないや」
解放された子供達は残念そうにそう言うと、研究員達の方へ戻っていった。



