「悪魔だってー!私達、天使なのにねー、アンジェリア、アンジェロ」
「「ねー!アンジェラー」」
三つ子は三人とも天使という意味の名前で、青い目をしていることから外国の子供なのだと分かった。
「うちの天使達が騒がしくて済まないね。話を戻そうか」
すると、切碕は三つ子の頭を撫でて、気を取り直したように俺の方を見た。
「君は君自身のことを知らなすぎる。君がどれだけ貴重な存在で、どれだけ危険な存在なのか……」
「俺が貴重な存在で危険な存在……?」
「切碕、それ以上無駄口を叩くなら殺すっ!」
アリスさんは何処に隠し持っていたのか、拳銃を握っていた。
何で、この人は必死になって、俺が知らない真実を隠そうとするんだ?
俺が知ったらまずいことなのか?



