「「「楊蘭(ヨウラン)、そのまま押さえててー!」」」
甲高い子供の声が三つ聞こえたかと思うと、女の影から三人の子供が飛び出してきた。
そして、その三人の子供は一人一人ナイフを持っていて、風間さんへ突き立てようと襲いかかってきた。
「朱鷺!」
佐滝さんが苦無を投げて、風間さんの腕を拘束する糸を切った。
糸が切れたことで身体が自由になった風間さんはその場から伸び退き、俺達の前に着地する。
「「「殺し損ねた~!」」」
小学生くらいの子供が、ましては女の子が言うような言葉ではない言葉を三人の子供が言う。
てか、この三人の女の子達三つ子……?
「三つ子の悪魔までてめぇらの仲間なのかよ……」
羽取さんは忌々しそうに舌打ちをつく。



