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「やっと終わったー!あー、疲れた」
今日の講義が全部終わり、翔平は縮こまった身体を上に伸ばした。
「ほとんど寝てたくせによく言うよ」
「広瀬君、このまま行くと単位落とすよ?」
莉瑚と柳に指摘された翔平は「チッチッ」と人差し指を立てて、横に振った。
そして、空いた方の腕で俺の肩を掴んだ。
「だーいじょうぶ、俺には天河という救世主がいる」
……つまり、単位がやばくなったら俺に泣きついて助けてもらうということか。
俺はため息を吐くと、肩を掴んでいる馬鹿すぎる友人の手をつねった。



