断罪アリス



「──なら、僕の仲間になると良い」




女の耳元で甘く囁く男の声。




「仲間……?」




「そう。僕の仲間になれば、簡単に君の邪魔だと思う人を殺せるよ?君の為に協力してくれる仲間だっている」




顎に添えられた手がゆっくり輪郭をなぞり、指は唇に触れる。




甘美な声と指に女は身を震わせた。



その声は何処か女が恋する彼に似ていて、まるで彼にされているように思えた。




「……なる。仲間に……なる……」




襲ってくる疼きに堪えながら、女は男の仲間になることを選んだ。