──バキッ。
枝が折れる音がしたかと思えば、腕があり得ない方向に折れた。
──ブチッ。
何かが切れる音がしたかと思えば、本来なら口の中にあるはずの舌が地面に落ちた。
「─────ッッッッ!?」
声にならない悲鳴を上げる女。
そんな彼女の向かいには似たような年の女が血のついた得物を握りながら立っていた。
「~~!~~~~!」
舌がないせいで言葉が発せない彼女を女は嘲笑う。
「あーんなに甘ったるい声で言い寄ってたのにね。もう二度と出来ないよ。そんなこと」
女は冷たい眼差しでそう言ってのけると、彼女の首に得物を当てて一気に引き下ろす。



