ゴクリと息を飲み、ドアの中へ すると ――― ボス、早河さん お茶の置かれた 接待テーブルを挟んで マネージャーさんと 高級そうなスーツ 軽く、指組み 茶髪を後ろでひとつにまとめ …真っ直ぐに 俺をみつめて微笑む 「――… 真木」 真木空哉が、座っていた …―――