真木は ――― 黙って、井上さんを見つめ ハルトの表情は 氷のまま もしかしたら俺も 他人に聞いただけの話だったら … ハルトと同じ台詞を 心に浮かべてたかもしれないけど 「… 信じるぞ?」 「岡田さん…!!」 「ふざけるな岡田!!月姫は…!!」 異変を感じたのか 部屋の奥から、激しい泣き声 「――… あずっ!!!」 弾かれるように、井上さんが 扉に向かって 走り出した