その日は、晴天でとても気持ちのいい日だった。



いつも通り、奏空の家に行って挨拶してって感じ



それで、家族みんなで奏空の家に挨拶してから、おばあちゃんの家に出発したんだ。



車の中は相変わらず賑やかで、お父さんが運転、お母さんが助手席、妹…小桃音(ことね)は運転手席の後ろで、私が助手席の後ろに乗ってたんだ。




「ねぇねっ!きゃっきゃっ!ねぇね!!」


「きゃはは!なぁに?ことちゃん」


「ことたん、ねぇねしゅきっ!」


「パパママ!ことちゃん、みーちゃんのことすきって!」


「良かったね〜!ママもみーちゃんのことも、ことちゃんの事もだぁ〜い好き!」



「パパもだぞー?」




いつも見たく他愛のない話で盛り上がって、楽しい時間だった……



その時までは……