その日は、晴天でとても気持ちのいい日だった。
いつも通り、奏空の家に行って挨拶してって感じ
それで、家族みんなで奏空の家に挨拶してから、おばあちゃんの家に出発したんだ。
車の中は相変わらず賑やかで、お父さんが運転、お母さんが助手席、妹…小桃音(ことね)は運転手席の後ろで、私が助手席の後ろに乗ってたんだ。
「ねぇねっ!きゃっきゃっ!ねぇね!!」
「きゃはは!なぁに?ことちゃん」
「ことたん、ねぇねしゅきっ!」
「パパママ!ことちゃん、みーちゃんのことすきって!」
「良かったね〜!ママもみーちゃんのことも、ことちゃんの事もだぁ〜い好き!」
「パパもだぞー?」
いつも見たく他愛のない話で盛り上がって、楽しい時間だった……
その時までは……



![[完]君からの愛を](https://www.no-ichigo.jp/img/member/923380/wmb7aaulfs-thumb.jpg)