いくら甘いのが好きだからと言っても”あれ”の匂いはちょっと…

いや、かなりつらい


おっと、野生のモンスターから逃げたからと言ってもまだ気は抜けない

気まぐれに現れるラスボス…そう、先生につかまると面倒くさい


「げっ、あんなところに」

「竜、お前そんなところで、ンゴッ」

「げんちゃ~ん、ちょこーっとだけしー、しようね?」


無駄に声のでかい友達の口を押えつつ念を押す


「俺はここにいなかった、いいな?」


何度も頷く友達を見てもと来た道を引き返す