私だって知らずのうちに夢の世界へ言ってることもあるから、何も、偉そうなことを言おうとは思わないんだけれども。







いつも以上にけだるい空気を感じながら、ノートにゆっくりと写していった。





隣の美穂子ちゃんは夢の中。

斜め前の香奈ちゃんは大手理系塾のテキストと必死に格闘している。

前を向くとさっきまであった頭が2つも消えて、黒板が見やすくなってる。



乾いた笑みが自然と出てきたのを感じた。