"志なくて躓くだろ?" 「理系には行かないのか?お前なら、理系科目の成績もそう悪くないだろ。」 「理科嫌いなんです。」 「…そうか。 まぁ、植野は天才タイプじゃあない。努力して、頭の良いタイプだと私は思っている。」 白ちゃんは、私の目を見据えて言う。 「気を緩めずに、頑張りなさい。まだ二年生なんだ、将来像が見えてくるよう探してみなさい。」 あぁ、心が芯から痛くなりそうだよ。 将来像、そんなもの、いつになったら私は明確に描けるのかな。 →