「今日の委員会は俺に任せてよ!」 「それなら、湊ちゃんの代わりに私が手伝います」 尚先輩、文子……。 みんながいてくれて、本当に良かった。 「みんな、ありがとう」 これならきっと大丈夫。 不安だったけど、なぜか勇気が湧いてきたんだ。 さっそく今日試してみよう。 それで、私の気持ちをちゃんと伝える。 「私、頑張るね」 みんなの顔を見つめて、意気込むように強く頷いたのだった。