バレンタインは何年先でも。

しばらく懐かしい思い出に浸っていたが、そろそろ帰ろうと歩き出す。


今日はバレンタイン……か。


「今日はなんの日でしょーか!」


突然、後ろから懐かしい声。

とっさに振り向くと、そこには大好きな人の姿。


「慶樹!ただいま!」


勢いよく抱きつかれて体制が崩る。


「か、希恵!?戻ってきたのか!?」