バレンタインは何年先でも。

「なんだよ……それ」


急いで靴を履き替えると、全力で駅を目指す。


なんだよ……なんなんだよ。

んなわけねぇのに、俺が……希恵以外好きになるわけねぇのに。


息はとっくに上がっているが、そんな事はお構い無し。

走って、走って、走りまくる。


そして、ようやく駅に着く。

全力で階段を上り、ホームへ。