バレンタインは何年先でも。

「神崎くんの事が好きです…っ。
これ……受け取ってください!」

女の子は頭を下げながら、チョコを差し出す。


「ごめん。俺、他に好きな人がいるんだ」

「そ、そうなんですか……。
あ、でも。この、このチョコだけは受け取ってくれますか?」


泣きそうな状態の女の子に胸が痛む。

「うん、チョコ貰うね。
告白してくれてありがとう」


チョコを受け取り、お礼を言って教室に戻った。