私たちは、それぞれのクラスに行った。 「あっ、夏希、あつさ!一年間よろしく~」 「「よろしく~」」 女子はほとんど知り合いで、みんな話かけて来てくれた。 「席はどうでも良いみたいだよ。」 「じゃあ、あつさ前後で座ろ!」 「うん!」 私たちは、窓側の後ろが空いてたからそこに座った。 私の隣にはもう、男子が座っていた。 寝ていたから、顔は分からないけど。