「こんなに可愛いものね〜藍ちゃん。彼氏の一人や二人なんているわよね」
「いーやいやいや!!初彼だから私!」
何だろう、この場物凄く恥ずかしい!!
家族とかと恋愛の話するの恥ずかしい!!
「藍ちゃん初めてなのか?それは驚きだな」
「春兄パパまで…」
ふと春兄と目が合った。
少し驚きながらも、春兄はいつものように柔らかく笑う。
「おめでとう、藍」
「おめでとうは春兄だよ、内定。春兄を祝う場なんだからね」
そうだよ、何で私の話になっているの。
メインは春兄なんだから。
「藍ちゃん、フリーになったら春人をもらってやってね?」
春兄ママは春兄の背中をバシバシ叩く。
「母さんイテーよ」
「私に春兄は勿体無いって!!」
「あーら、そんなことないわ?逆に春人に藍ちゃんは勿体無いくらいよ」
「春兄も何か言ってよ〜!」
言われるがままの春兄はただ楽しそうに笑っていた。
「じゃあ、春兄の内定を祝して、カンパーイ!!」
テーブルに並んだたくさんの料理。
それを囲む、私の大好きな人たち。
幸せだなーとつくづく思う。
親同士の会話が弾んでいる頃、私は一人席を外し、トイレに入った。
出て洗面所で手を洗っていると、鏡越しに顔を覗かせる春兄と目が合う。
「春兄どうしたの?」
鏡の中の春兄に目を合わせたままそう問う。
「いや?何となく。藍と二人で話したいなーって思って」
水道の水を止め、タオルで手を拭き振り返る。
「何か変な感じ」
笑いながらそう言うと、春兄も笑みを返してくれる。
「いーやいやいや!!初彼だから私!」
何だろう、この場物凄く恥ずかしい!!
家族とかと恋愛の話するの恥ずかしい!!
「藍ちゃん初めてなのか?それは驚きだな」
「春兄パパまで…」
ふと春兄と目が合った。
少し驚きながらも、春兄はいつものように柔らかく笑う。
「おめでとう、藍」
「おめでとうは春兄だよ、内定。春兄を祝う場なんだからね」
そうだよ、何で私の話になっているの。
メインは春兄なんだから。
「藍ちゃん、フリーになったら春人をもらってやってね?」
春兄ママは春兄の背中をバシバシ叩く。
「母さんイテーよ」
「私に春兄は勿体無いって!!」
「あーら、そんなことないわ?逆に春人に藍ちゃんは勿体無いくらいよ」
「春兄も何か言ってよ〜!」
言われるがままの春兄はただ楽しそうに笑っていた。
「じゃあ、春兄の内定を祝して、カンパーイ!!」
テーブルに並んだたくさんの料理。
それを囲む、私の大好きな人たち。
幸せだなーとつくづく思う。
親同士の会話が弾んでいる頃、私は一人席を外し、トイレに入った。
出て洗面所で手を洗っていると、鏡越しに顔を覗かせる春兄と目が合う。
「春兄どうしたの?」
鏡の中の春兄に目を合わせたままそう問う。
「いや?何となく。藍と二人で話したいなーって思って」
水道の水を止め、タオルで手を拭き振り返る。
「何か変な感じ」
笑いながらそう言うと、春兄も笑みを返してくれる。



