でもなぜだか蒼くんには隠さず言えた。 「小学生の時の初恋の人でね、気持ち伝えないまま違う中学行っちゃったんだ…」 蒼くんに翔くんのことを話した。 飲まずにわたしの顔を見て真剣に話を聞いてくれた。 ときどきうんうんと相槌を打ちながら。 「そっか…辛かったな…」 「少しずつ忘れていこうとしてるの! 次は…絶対に幸せになるんだぁ…」 無理矢理笑顔を見せたわたし。 「無理矢理笑うなよ。」 蒼くんは気づいていた。