今年から 大学1年生
期待に胸が … あんまり 踊らないけど 。


「 ねえねえ君 可愛いね 、」
「 はあ … 」
「 天文サークル とか どうかな ?」

出た出た 、説明会の時も こうやって サークル 勧誘 が居たもんだ 。


「 すみません 、天文学 じゃなくて 心理学専攻 なんで 。」
「 ああ 、そっか 、残念だな 、でも遊びに来てよ !!」


男の目線 って ほんっとやだ 。
気持ち悪 。
大嫌い 。










あれ 、
やだ 。
男 を 避けて来たら 迷っちゃった 。広い大学なんだもん 。
それに 私 新入生だし 。

走行してたら 、入学式のチャイム が 鳴った 。

「 あ 、チャイム … 、あ ー あ もう 。入学式 … 。」

… ま 、いっか 。
家族なんて 誰も来てないし 呼んでないし 。



「 … ん?」


煙草 の 匂い 。
煙草 を 吸うのは … きっと 先輩 か 教師 ね 。

でも どっちも 今は 入学式のはず 。

… 行ってみよっかな 、



私は 煙草の匂いを 辿っていった 。
煙草 の 匂いは 、昔から 嗅いでたから 辿るのは お手の物 。
あの 家族ごっこしてた 15の梅雨 の時も 、煙草の匂いばかり 家で 嗅いでたから ─── … 。







" 心理学1ーA "





心理学教室 で 煙草 って 、逆にどんな心理してんのよ 。


「 … 」

ドア が 開いてたから 、そっと 覗いて見た ら 教室の 教卓 に 座って 煙草 を 吸ってる 黒髪 の 身長の高い 男 。首に下げてる 赤い紐は きっと 講師の名札 。
後ろ姿 で 顔は見えない 。


でも すぐにわかった 。


私の探してた人
私のこの大学に来た 目的 。
私の恩人 。





「 … 久しぶり 。」






振り返ったその人は






「 慎一 。」






私の 初めての人 。