はじめの







カッコ悪いなんて嘘ついた
濁った空は僕の色
壊れた頭で煮えきるコトバを
僕は吐き出す透明のインクで

木漏れ日の中にあるような
それは柔らかな音だった
嵐に紛れ行くような
それは荒々しい音だった

カッコ悪いなんて思っちゃないが
心が走れば不必要な感情を
壊れた頭で考えた
あ、ぁ
歌がうたいたいだけなんだ、って。