見つけて。

思いきり、水を浴びせられたチェルシー。
 しかし、やっぱり何も反応は無くて。
 女達がなにやら言って、去ったあと、チェルシーは首を傾げて立っていた。
 「っにやってんだよ…!」
 「ど、どうしてチェルシーちゃんがあんな目にっ?!」
 すると、チェルシーはスタスタと庭園の方へ向かって行く。
 庭園には、植物があるばかりで普段人は入らない。
 俺とラナは、大急ぎで庭園へ向かった。