んー。これは、レオが話したくないんじゃなくて、もしかしたら…
 「その子に何か口止めでもされてるって感じ?」
 あ。
 スッと目が泳いだ。
 「ふぅーん?やっぱり?」
 気づけば、ラナだけじゃなくて、カサンドラやエヴァもレオを囲んでる。
 もう、レオが打ち明けるのも時間の問題だね。これは。
 「おー、おはよー、ん?皆して集まってどうした?席につけ~」
 「チッ」
 つい舌打ちする。
 レオが、呆れたような顔で俺を見てる。
 「…なにー?勿論レオは、後で話してくれるよね?」
 レオが狼狽えているのがわかる。
 男が狼狽えても、ちっとも許す気ないけどね☆
 「…はー…。分かった」
 「よし!じゃ、また後で」