見つけて。

☆☆レオ☆☆
 昨日は久しぶりに面白かったなぁ。
 そんな事を思いながら教室へ向かう。
 周りでは、女共が相変わらず騒いでてうるさい。
 早足で教室へ向かう。
 「やっほ。レオ~」
 後ろから、能天気な声がした。
 相変わらず、毎日楽しそうでいいよな、アイツ。
 見向きもせず歩いていると、後ろから、覆い被さってきた。
 「っ、重ぇよ。ナンだよ」
 「別に~?でも無視は酷いよね~」
 無理やり体を引き剥がす。
 「はぁ」
 「ん?何々、どーしたの」
 「別に。お前のせいで、すっかりいつもどおりだ」
 「えー、何、どーゆーことー?」
 ニヤニヤしながら話しかけてくる。
 相変わらず、ルイの考えは読めねぇ。