お姫様とお嬢様

朝に舜太のアラームを解除して学校の時間まで寝かせといた。



「寝坊したっ!!」

「自分でアラーム止めたんじゃない?ほら、星野さん待ってるから行こう!!」

「最悪…。」



学校にもパソコンを持って行くようになった舜太…。



授業中は寝てるけど昼休みはひたすら仕事してる…。



「ねぇ舜太、今日実家帰る。」

「そっか。日向さんと寧音さんによろしくな?」

「舜太も帰るんだよ。」

「何で!?」

「寧音チャンがご飯食べに来いってさ。」



朝に寧音チャンに電話しといた。



ヒナ君にも舜太の状況を話しておこう…。



きっとヒナ君の言うことなら聞いてくれるハズ…。



舜太を休ませるために久し振りに帰った実家では豪華な夕食。



吐き気がする…。



「あんた太ったね…。」

「食べづわりってやつ?食ってなきゃイヤなの。」

「元に戻すの大変そ~…。」



舜太は終始疲れた顔…。