朝も昼も大量のフルーツを食べて一段落してから車に乗った。



久しぶりの乃彩のお迎え～!!



少し早めに学校に着いてしまったのでタバコを吸ったり音楽を聴いて時間を潰した。



徐々に生徒が校門から出始めた頃、乃彩からの電話。



「あのね、委員会が入っちゃって遅くなりそうだから…。」

「別に待ってるけど。」

「ダメっ!!ナツの家で待ってて？１回帰ってから行く!!」



何か様子が変…。



家に帰る意味もわからないし…。



「わかった。」



そう言って電話を切ってから乃彩の家に向かった。



乃彩の家には誰もいなくても入れちゃう俺。



寧音さんがいたから一緒にお茶を飲みながら乃彩を待った。



「マジムカつくし!!なんなの!!ってか誰なわけ!?」

「わかんないよ。あたしもそろそろ本当にキレそう…。」



乃彩と愛芽チャン？



委員会があったにしては早い帰り…。



「寧音チャンただい…ま…。」

「おかえり。何でジャージ帰宅？」



乃彩がジャージ姿で帰って来た。