服の中に入って来たナツの熱い手に迷う…。



まだ熱あるのに…。



「ナツ、やっぱり…。」

「ヤダ…。ダメ。ムリ。」



珍しくワガママなナツに連れられてベッドルームに入った。



ナツがいつもと違う~…。



「ヤバイ…全く余裕が…。」

「ナツ熱い…。」



ナツの熱が伝わって来そうなくらい熱かった…。



あんなに動いて平気なの?



それに首噛まれたんだけど…。



「俺ギブ…。」

「あ、うん…。あたし明日早いからゆっくり寝てなね?」

「行かないでぇ~…。」



ナツの言葉に顔を赤くしてたらクゥクゥと寝はじめたナツ…。



キツかったのに…。



バカナツ…。



そのままあたしも隣に眠った。



次の日に朝早く目覚めて仕事に行く為に準備をした。



えぇぇぇ!?



「ナツぅ~!!」

「はっ!!何!?どうした!?」

「首~…。」

「えっ?何コレ?」

「昨日ナツが噛んだの~…。」



首にくっきり噛み跡が残ってた。