お姫様とお嬢様

それからさっきの話しを舜太にした。



うまい日本酒を飲みながら。



「ナツ君にしてはやるじゃん。」

「まぁね!!超怖かった秀吉…。殴られてたらきっと死んでたよ俺…。」

「元不良じゃなかった?」

「あ、信じない舜太にこれ見せてあげる。」



昔の写真。



舜太ならイイや。



「これナツ君!?」

「そうだよ~!!だから俺は頭がキレるんだって。」

「今は?」

「全く…。」

「ケンカ弱そう~!!」

「弱かったよ!!でも俺が頭だぁぁぁ~!!って威張ってた!!」

「この頃くらいグイグイいけばイイのに…。」



わかってます…。



乃彩を離した事を後悔…。



でもやっぱり今日会って乃彩がイイって思ったから…。



「謙虚やめる…。」

「そうそう。今だってあのAQUAを影で操ってんだから自信持たなきゃ。」

「だよね!!舜太ってイイ奴だな…。」

「拒否ったくせに。」



ごめんなさい…。