出来れば一生黙っててほしかった…。



「舜太嫌い…。」

「別にイイけど。帰るかな~。」

「えっ…。」

「嫌いなんだろ?別にこのまま帰ってもイイんだけど?せっかく泊まりのチャンスもらったのにな?」

「ムカつく!!好きだから帰んないで…。」



何か舜太に主導権握られてる気分…。



でも優しく頭を撫でてくれると何か憎めない…。



「お、お風呂入る…。」

「じゃあ俺テレビ見てる。」



サラッとシャワーだけを浴びて着替えた。



舜太の制服がバスルームにある…。



何かそれだけでドキドキ…。



「超カッコイイ!!マジで愛芽の叔父さん!?」

「俺の弟だからな。」

「初めて知った!!ってかマジで!?」

「あぁ。」



テレビでやってる蒼兄の映画だ…。



愛芽から見てもカッコイイんだよ蒼兄は。



「お前何で教えてくんなかったわけ!?」

「別に親戚にハリウッド俳優がいたって普通の事じゃん。」

「普通じゃねぇよ!!」



そう?