そんなアホらしいやり取りを見てたら0時を過ぎてる事に気が付いた…。



「ヤバイ愛芽!!日付変わってる!!」

「ウソ!?あっ電話部屋だ!!」



バタバタ走って部屋から愛芽のバッグを持って来た。



眼を見開いてる愛芽…。



「ヤバイと…思う…。」

「着信!?」

「ヒナ君から5件…。メール怖くて読めない~!!」

「貸せ!!」



メールは日向さんから…。



ドキドキしながらメールを開いた。



『七瀬のガキぶっ殺す』



恐ろしいなんてもんじゃない…。



一行だけのその文章がやけにリアルで冷や汗がでた…。



「兄貴、コタ、俺死ぬかも…。」

「何で?」

「愛芽ってレジェンドの日向オーナーの娘…。」

「はははははっ!!俺知らな~い!!あの人ヤバ~イ!!葬式はハデにやってやるから安心しろ…。」



兄貴までそんな事言う…。