そして次の日のお昼休み。



「樋山、行くよ。」

「あ、うん…。」



舜太と二人で放送室に来た。



ここから先は二人きり…。



「早く曲かけなよ!!」

「お前がやれ。俺マジでやりたくねぇのに…。」

「イイからかけて。ってかまずメガネやめてくんない?」

「はいはい…。」



あっ…。



舜太だ…。



「AQUAのアルバムでもかけときゃ昼休み終わるだろ。」

「うん…。」

「やり方は~…。これか。」



ヤバイときめく…。



だって横顔イケメン…。



「見てんじゃねぇよ。」

「だって舜太なんだもん。貴重…。」

「愛芽、そのボタン押せ。」

「あ、うん。以外と簡単だね…。」

「これでよし。さぁメシだ~!!」



二人きりなのにメシかよ…。



バカ舜太…。



「いつもパンなの?」

「学食だけど行けねぇからパンなんだっつーの。」

「ママさんお弁当とか作らないの?」



舜太のママとかキレイっぽい。