それから数日、、

私に対しての嫌がらせは無くなった。


教科書を見ても靴箱を見ても
机の上も何もされてなかった。


少し、、安心した。


更に酷くなったら?


そう少なからず思っていたから。



でも、


そっちのほうがいいかもしれない。


良かったかも知れない。





『、、部活、、行けない?』



『んー、まぁ一週間だよ』



みさりんが部活に行けなくなってしまったから。



それは私のせいだ。


ファンの子達がみさりんに叩かれた事を
顧問の先生に言ったから。


『なんでみさりん、、違うって言わなかったの』


『叩いたことは事実だよ?どんなことでも手を出したら駄目でしょ?』


みさりんの部活は試合でも結果を残せるような
厳しい部活だから。


みさりんはきっと本当のことは言わずに
手を出したことを聞かれて、
そうですと答えたんだと思う。


『私のせいで、、ごめんね、、』


なにより部活に対して真面目で熱心だった
みさりんなのに、、
私なんかのせいで、、