そのすぐ後、周りの女子達からの 『キ、キャーー!ちょっと!!あんた!』 『なにしてんのよ!離れなさい!』 『ルイ様から離れな!』 そう叫ばれ引き離されてしまった。 あっという間に人だかりの中から 外へと追い出されて 私はぼーっと突っ立ったまま。 "暑い" それしか頭になかったはずの私の頭は "彼"のことでいっぱいになってしまった。 『ちょっと、何があったの?』 外で見てたのかみさりんは 心配そうに私の顔を覗く。