上手く言葉が出ない中
やっとのこと


『好きだよぉ』


その言葉を出せた。


ルイ君は少し黙りながらも


『俺は嫌いだ』


『、、それは目のこと?私のこと?』


『それは秘密、もしかすると両方かもな』


なんて意地悪な言い方だ。


『で?なんで俺の家の前に居るわけ?』


『へ?あ、えーっとその、二人きりになれるかと思いまして』


素直に言いましょう。


いい訳なんて思いつかないし。



『だからストーカーか』


『ストーカーなんて!あ、でもそうなるの?かな、』



んー。

捉え方によれば 家の前で待ち伏せなんて
ストーカーなのかな。


『で、何を話したかったわけ?』


『あー、、』



いっぱいあるけど整理してなかった
もんだから何を話せばいいか、、


黙る私を見て家へ戻ろうと
足を動かすルイ君。