『可愛い、、山川、、』




『っ、、んっ、、』




背中にゾクッと電流が走るみたいに
体全身がルイ君の言葉に支配される。


何回も何回も

優しくキスをするルイ君。

おでこに、、ほっぺに、、

唇に、、


私のドンドンと胸を叩く手なんて無視で


ルイ君は苛めるように私にキスを落とす。



やっと離してくれた時には


恥ずかしさで立てないくらいで


ギュッと抱きしめられたルイ君の胸の中で


『私も、、好きだよ、、』



と呟いた。



数秒間、抱きしめられてた私の体は解放されて


満足気に笑うルイ君と目が合う。



『、、私の彼氏になってください、、』



そう勝手に口が動いていた。




『、、いいよ』




優しく笑うルイ君。



また涙が零れる。




一目惚れから始まった恋だけど


ルイ君のことが本当に好きで


拒否され続けた恋だけど



ルイ君が私を見てくれて



こんなに嬉しくて嬉しくて、、



頑張って良かったって本当に思った。