斗侑真と別れて半年が過ぎた。


斗侑真と別れてからの私は仕事に
全力を注いだ。


別れてから少ししてみんなには
私達が別れた事だけを話した。


みんなが驚いた顔をしていて…。


それでも理由を聞かずに居てくれた事が私には有り難かった。


その日の私は三浦主任の前だけは
我慢していた涙を堪え切れずに泣いてしまった。


三浦主任は何も聞かず抱きしめて
くれて私は声をあげて泣いた。


そんな中三浦主任が言ってくれた
言葉にホッとする。


「緒方…香港プロジェクト任されて頑張ってるみたいよ。」


良かった…。


私はこの職場で斗侑真の事が好きになった。


仕事をしている斗侑真を見るのが
大好きだった。


仕事は完璧…香港プロジェクトも
斗侑真ならきっと成功させるだろう…。