へ!?

「ご褒美…って?」

わざととぼけてみる。

『もぉぉぉぉ!!!意地悪〜!』

ひとみは頬をふくらませて不貞腐れてしまった。

そんなひとみを見ていると、何だかとてもおかしくて、可愛くて、腕の中に閉じ込めたくなる。

『慎吾の腕の中にいるとホッとする…すごく癒される。』

ひとみはそう言うと、目を閉じた。

「俺はいつもひとみの笑顔に癒されているよ。」

耳元で囁くと、腕の中のひとみをベッドに横たえた。

『もっと癒してあげる…』

ひとみは俺の首に腕を回して引き寄せると、甘いキスを落としていった。

次第にそれは激しく深いものに変わっていくと、ひとみの甘い吐息が溢れ出した。

もう邪魔はさせない…

ふたりだけの大切な愛の時間を…