「いいよ。気にしないで。…その…両想いってだけで…嬉しいから。」 恥ずかしいな…両想いって…一生無理なんじゃないかとか思ってたから… 「…ありがとう。絶対…なんとか…する…」 「無理しなくていいよ。俺が美音葉のお父さんに認めてもらえるように頑張るから。」 あぁ…ほんとに夢みたいだ… 「…っ…ふっ…」 美音葉の大きな瞳からポロポロ涙が零れる。