「…じゃ…ない…」 え? 赤い顔をあげて、 「…っ、嫌じゃないっ…!」 …っ…それって…つまり… 俺…のこと… が…? 「えっと…つまり…」 自惚れたらだめだ…と思い、一応尋ねてみた。 一生忘れることはないであろう、 絞り出すように言ったその一言。 俺が今までで1番聞きたかった言葉。 もう死んでもいいと思った。 真っ直ぐに俺を見つめて、 「…京…のことが…好きです。」