「「うわぁ…」」 2人で感嘆の声を上げた。 ヒューーーーーー ドカーン… 夜空一面に輝く大きな花火。 「すごい…綺麗だね…」 「あぁ…」 美音葉の花火に照らされている横顔を見るとさっきまでの暗い表情は消えていた。 「…良かった…」 「え?」 「いや…さっき、落ち込んでるような様子だったから…」