いつからだろう? 美音葉が将来の夢を語らなくなったのは。 中学は別々だった。 美音葉はここの学園の附属中学校通っていて、俺は普通に公立。 小学校の時の将来の夢の作文は目を輝かせながら書いていた。 高校で再会した時はもう夢など見ていないようだった。