だから決めたんだ。 めちゃくちゃにしてやるあいつのこと。 俺しか見えないくらい。 俺の運命を狂わせたあのお姫様を。 ーーーーー 「小鳥遊さんー重そうだね?一緒に持っていくよ。」 1人で重たそうなダンボールを抱えていた。 すぐ仕事頼まれんだからこいつ。 断れない性格とかいうやつ?めんどくせー 「ありがとう!第2資料室までなんだけど…」 「えっ凄く遠いね。持ってく。」 今の俺は完璧な人間をうまく演じられていると思う。