ずっと1位をキープしていた成績は2位に落ちてしまった。 小鳥遊… 凄い美人で、小鳥遊財閥の一人娘。友達も多くてみんなから信頼されている… まさに俺が目指してきた人物像だった。 少し憧れたとともに恨んだ。 「お前は1位もとれんのか。新庄家の名に恥ずるようなことをするなとあれほどいったはずであろう!」 父が俺を見る目が変わった。能無しだと言われた。 俺は絶望の淵に立たされた。 あんなに毎日頑張ってたのに…女に抜かされるなんて… クソッ…ありえない!