やべ……俺、時計ばっか見てる。 時計を見る度にみんなと離れたくないと思う気持ちが強くなる。 ……夏紀と離れる決心が鈍りそうになる。 電車、とまってくんねーかな…なんてありえねーこと考えてるし… 「広祐~?ちょっと来なさい!!」 リビングの方から母さんの声が聞こえる。 まだ出発する時間じゃねーよな? まだこいつらと話してたいんだけど…… 渋々立ち上がり部屋を後にした。