「って、感じ‥‥」

「えっ、お前そんなロマンチック人だっけ」

「うるせぇなぁ‥‥。三上みたいなめんどくせー恋が嫌いなだけだ」

「へぇー?とかなんとか言って、好きなんでしょ?その子のこと。」

三上は椎名を煽る。その三上の煽りに椎名は苛立ちを覚え

「‥‥別に。」

そう言って椎名は三上の部屋を出ていこうとする。

「ちょ、帰るの?」

三上はお得意の上目遣いを使う。椎名はそれを見て

「喋ったからいーだろ‥‥。テメェの上目遣いはキモイからな?てか、お前彼女の前では悪魔。やめてやれよ‥‥。」

「俺の彼女は悪魔な紅音くんを公認してるんで。」

そう言って三上はペロッと舌を出す。

「じゃーな。」

それを無視して椎名は部屋を出ていった。

ーこの2人の恋はどうなるのだろう。ー


先が心配である。


ーーーーー

「ちょっと待って!私は悪魔な紅音くん認めてないですからね!?」

朝山に突っ込まれてることなど知らない三上なのであった。